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2015年11月26日木曜日

Janet Jackson / Together Again (1997)



行く先々で 笑顔を見ると
あなたがそこにいて
私に微笑みかけているように感じる
月明かりの下でダンスをしている
あなたという星が私を照らしてくれる

また あなたと一緒にいられたらって夢見ているの 

あなたと一緒にいられる そんな日がきっとまた来るわ

2015年10月1日木曜日

Sinead O'Connor / Nothing Compares To Yo (1990)


歌詞から生まれたショートストーリー

今日はこのナンバーから生まれた物語



あなたが いなくなってから
15日と7時間が過ぎた
あなたが いなくなって
自分のしたいことを自分の好きなようにできるようになった
夜 自由に外出して 一日中 寝て過ごして
ちょっと高級なレストランで食事をして
出会った男の子に片っ端から声をかけて 抱き合って

でも浮かぶのは あなたの顔
何をしても気持ちが晴れない

一緒にいるときは うっとおしくてしょうがなかったのに
いま私は さえずることができない小鳥のよう

孤独に襲われて涙が止まらなくなってしまった

どうしようもなくて お医者さんに行ったの
そうしたら 先生 なんて言ったと思う?
「なんでもいいから 楽しいことをしなさい」って言ったの
私 呆れたわ

誰も この心をいやすことはできない

ふと 庭に目を向けると
あなたが植えたお花が 全部枯れていた
ここにも あなたを必要をするものがあった

お母さん
あなたの代わりにものなんてない この世にいないの

2015年8月27日木曜日

Stevie Wonder / Lighting Up The Candles (1994)


歌詞から生まれたショートストーリー

今日はこのナンバーから生まれた物語



僕の大切な友達が亡くなった
彼は 自分のことより 人のことを考える人だった

友達がいじめられていたら
スーパーマンのように現れて
いじめっ子に立ち向かっていった

自分がその後いじめられることになるなんて
考えもせずに 友達を守るために体を張った

大人になった彼は 
職場で 仕事がうまくいったら
その成功を自分のものにはせず
「君のおかげだから」と後輩にゆずった 

自分が 評価されることより
友達や 周りにいる人が幸せになることを
心の底から 願っているような人だった

時に そのやり方が不器用に映り
もっと うまくやればいいのにと思うこともあった
でも それが彼の定めであり 
彼自身も かたくなに 変えようとはしなかった

そんな 僕の大切な友人を見送る日だ
この愛に 光をともそう
彼が残した愛を 絶やさないために
キャンドルを灯そう

この光を見ていると
いいことも悪いことも 
全てが 生きていたこと自体が素晴らしいことだったんだと思える

この愛に 光をともそう
彼が残した愛を 絶やさないために

キャンドルを灯そう

2015年5月14日木曜日

U2 / With Or Without You (1987) ~ Stuck in a moment you can't get out of (2006)


毎月1アーティストをピックアップし、1か月かけて
そのアーティストの歌詞を掘り下げてみようというMonthly Lyricsのコーナー。
今月はU2をピックアップしています。

先週は、社会的なメッセ―ジを持つナンバーを2曲ご紹介しましたが、

今日は、人の内面と生きることの苦しさに迫った歌詞をご紹介しました。


1曲目は、With Or Without You



巧みにだましたり 運命を捻じ曲げたり
苦しい中で 彼女は僕を待たせる
君がいない中で 僕は待つんだ

君がいようと いまいと

嵐を抜けて 僕らは岸部にたどり着いた
君はすべてを与えてくれたのに 僕はもっとほしがった
だから 君を待っているんだ

君がいようと いまいと
君がいてもいなくても 僕は生きていられない

自分をさらけ出すんだ
自分をさらけ出すんだ


君がいようと いまいと

2曲目は、Stuck in a moment you can't get out of



亡くなった友人、オーストラリアのバンドINXSのボーカル
Micheal Hutchenceに捧げた曲。


自分を取り戻すんだ
君は行き詰ってしまって
そこから抜け出せずにいる
「そのうち良くなるよ」なんて言うんじゃない
今 君は行き詰って
抜け出せなくなっているんだ

もし 暗い夜が繰り返し 繰り返し来て
明るい昼間もずっと続かなくて
行く道は石ころばかりで 進む道が不確かになったらさ

それは 一瞬の出来事だから
時間は過ぎゆくものだよ



辛いことを抱えている方へ向けたメッセージソングですね

2015年4月23日木曜日

Alicia Keys / Girl On Fire~ Heaven's Door


毎月1アーティストをピックアップし、1か月かけて
そのアーティストの歌詞を掘り下げてみようというMonthly Lyricsのコーナー。

今月は"Alicia Keys"をピックアップしています。
彼女の歌詞は、想像力を掻き立ててくれる内容が多いんですよね。
この歌詞も、やはりアリシアらしく独特な表現で
一人の女性をイメージできるような内容になっています。 

Girl On Fire (2013)
 










 彼女はただの女の子 
情熱を持った女の子
想像よりも熱くて ハイウェイみたいに孤独な子
彼女は燃える世界に生きている
大変だけど 彼女は自分ならできるって分かってる

しっかり地に足をつけて
その火を小さくしようとしている
非現実的でもしっかり夢を持って
後ずさりしたりしない
彼女は燃えている
彼女は燃えている


Heaven's door (2009)


今日 私たちの写真を偶然見つけたの
よく一緒に遊んで 投げキッスをして
永遠に続くと思っていた日を思い出したわ

あなたが本当にいなくなったわけじゃないってことを
受け入れるのは本当に難しい
またあなたに会える
いつかあなたに会える

階段を上ったら
あなたに会える
だって 愛はどこにも行かないから
天国の扉にたどり着くまで
一段一段 階段を上る私に会えるわ

あなたの顔を見るのが待ちきれない
私の居場所 とっておいてね
あなたの愛は何にも代えられない
天国の扉にたどり着くまで
一段一段 階段を上る私に会えるわ
天国の扉にたどり着くまで



See You Again/ Wiz Khalifa Featuring Charlie Puth (2015)



男同士の友情を描いたナンバーです。

俺が何かを乗り越えようとするとき 
お前はいつもそばにいてくれた
最後の一走りも 俺ら一緒さ
些細な事で友情が芽生えて 絆が強くなる 
この絆は絶対に壊れない

友よ お前がいないと一日が長く感じるよ
次に会ったら 色々話すよ
俺ら会った時から一緒に歩んできた
君に次会った時に 色々話すさ

2015年3月12日木曜日

Mariah Carey - Bye Bye(2008)



この曲は、親友、恋人、お父さん、お母さん、兄弟、いとこ
おじいちゃん、おばあちゃん、大切な人を失った人へ捧げた歌です。

確かに あなたは ここよりいい所にたどり着いたんでしょうけど
あなたのそばにいられるなら あなたの顔をもう一度見られるなら
私はどんな犠牲だっていとわない
でも あなたはあまりにも早くいなくなってしまった
さよなら だなんて 辛すぎて言えない
両手を高くあげて さよなら なんて言わない

こんなにつらい気持ちになるなんて思ってもみなかった
それでも日々は過ぎ 人生も続いていく
前みたいにあなたとおしゃべりできたらいいのに

あなたがいなくて寂しいけど 泣かないようにするわ


2014年12月4日木曜日

The Police / Every Breath You Take (1983)



 ある曲のあるフレーズを拝借して曲を作っている、
 いわゆるサンプリング曲を御紹介するコーナー。

  今日ご紹介した曲はこちら。
  The Police / Every Breath You Take (1983)












タイトルは、" Every Breath You Take" 君が息をするたびに・・・。
「君が息をするたび」にどうしたのでしょう?歌詞を見てみましょう。


君が息をするたび 君が動くたび
君が関係を断ち切ろうとするたび 
君が歩くその一歩っぽを
僕は見つめているよ

君が出て行ってから 
僕は当てのない迷い子になってしまった
夜に夢を見るんだ
君の顔だけでも見られたらって・・・

そして君の面影をさがす 
そう君なんだ 君の代わりにはいない
あぁ心が寒い 君の事を抱きしめたい
僕は泣くしかないんだね。

この曲、悲痛な叫びが聞こえてくる「失恋ソング」だと私は思っていたのですが、
この歌詞、取りようによっては

フラれたって、僕は君の一挙手一投足を見てるよ

という「ストーカーソング」に聞こえたり、
実は、ちょうどこの曲をスティングが作ったとき離婚訴訟中だったということもあり

君が生きているうちは
I’ll Be watshing you 
僕はずっと監視しているよ

と歌詞を取ることもできるんですね。こうなるとホラーみたいですけど。
さて、リスナーの皆さんはどのようにお聴きになりますか?

そして、この曲をサンプリングしたナンバーがこちら

Puff Daddy feat. Faith Evans and 112 /I'll Be Missing You (1997)

   

  こちらのナンバーは亡くなったパフダディの友達 The Notorioug BIGの事を思って
  歌われたナンバーで、

  大切な人を失った人すべての人に捧げたい

  と、曲の冒頭にナレーションが入っています
  サンプリングされている部分もこんな歌詞になっています

  いっぽいっぽ歩くたびに 何かするたびに
  毎日 祈りをささげるたびに
  I'll Be Missing You 
  あなたがいなくてさびしい気持ちでいっぱいになる

 君がいなくなったなんて信じられない。
  君の息子に会った そっくりだね
 本当に本当に君がいなくて寂しい

  という歌詞になっていて、歌詞を読めば読むほど本当に泣けてくる、
 そして、友達の温かい気持ちも伝わる、そんな歌詞になっています。


2014年11月13日木曜日

Susan Boyle / Vapor Trail (2010)




先日、宮崎駿監督がアカデミー賞名誉賞を受賞しましたね。
日本人としては、1990年に受賞した黒澤明監督以来24年ぶり。

宮崎駿監督、
実は、『千と千尋の神隠し』がアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した際も、
『ハウルの動く城』『風立ちぬ』が候補になったときも渡米しなかったんだそうですが、
その監督が今回授賞式に出席するということもあって注目が集まっていました。

オスカー像を受け取った時のスピーチでこんなことをおっしゃっていました。

「私の家内が、お前は幸運だとよく言います。
   一つは、紙と鉛筆とフィルムの最後の時代の50年に、
   私がつきあえたことだと思います。
   それから、私の50年間に、私たちの国は一度も戦争しませんでした。
   戦争でもうけたりはしましたけれど、でも戦争をしなかった。
   そのおかげが、僕らの仕事にとっては、とても力になったと思います」

宮崎駿監督「風立ちぬ」の主題歌「ひこうき雲」の英語バージョン
お届けしました。

2014年10月9日木曜日

Simon & Garfunkel / Bridge Over Troubled Water (1970)

歌詞から生まれたショートストーリー。
今日はこのナンバーから生まれた物語をお届けしました。




ふとしたことがきっかけで 何もやる気が起こらなくなって
全てがどうでもよくなって
学校にも行かなくなった

自分がこの世に生きている意味を見いだせず
途方もない孤独感が荒波のように押し寄せてくる
いくら泣いても いくら叫んでも
いくら暴れても 気持ちが晴れない 

「いっそ消えてしまいたい」
そう思った時 コンコン。
僕の大好物ラフランスを持って親友が遊びに来てくれた
そう、彼はこんな僕を心配して毎日家まで来てくれる

後から聞いた話、
クラスで僕がずる休みをしているという噂が広まったとき
彼が「来たくても来れない理由があるんだ。ずる休みじゃない」と
かばってくれたそうだ。

暗闇の中の一筋の光。
そう僕には力強い味方がいる。
そう思うと涙が出た。

僕はまだ外に出られる状態じゃないけど
元気になったら 今度は僕が彼の心の支えになるんだ
そう 僕が橋になって 
荒波から 彼を救い出すんだ 

Bridge Over Troubled Water 


2014年5月22日木曜日

noon / Tears in heaven



Eric Clapton のカバーを
noonさんの温かい歌声でお届けしました。
私はこの曲を聴くと亡くなった祖母のことを思い出します。
一緒に水戸黄門を見たり、梅を取りに行って梅干しつけたり、
母に怒られた私を慰めてくれたり・・・
祖母の訃報を学校で受けて、寮から実家までの5時間
ずっと泣き続けました。涙が枯れるかと思うくらい。
でも、どれだけ神様にお願いしても帰ってこないんです。
前に進まなくちゃいけない。
ほんと、この歌詞の通りでした。


天国で会ったら 
君は僕の名前を憶えていてくれるだろうか
前と同じように接してくれるだろうか
でも 僕は天国にいるべき人間じゃないから
自分で強く 前に進んでいかなくちゃいけない

天国で会ったら 
僕と手をつないでくれるかい
僕のことを支えてくれるかい
でも 僕は天国にいるべき人間じゃないから
自分で僕の生きる道を探すよ

時に 落胆することもある
時に 祈りたくなることもある
時に 傷つくこともある

そして
お願いします どうかお願い と
すがりたくなることもある

ドアの向こうには安らぎがある
天国に行けば もう涙を流すことはない
そんなの分かってる

でも 僕は天国にいるべき人間じゃないから
自分で 強く 前に進んでいかなくちゃいけない