2015年8月27日木曜日

Stevie Wonder / Lighting Up The Candles (1994)


歌詞から生まれたショートストーリー

今日はこのナンバーから生まれた物語



僕の大切な友達が亡くなった
彼は 自分のことより 人のことを考える人だった

友達がいじめられていたら
スーパーマンのように現れて
いじめっ子に立ち向かっていった

自分がその後いじめられることになるなんて
考えもせずに 友達を守るために体を張った

大人になった彼は 
職場で 仕事がうまくいったら
その成功を自分のものにはせず
「君のおかげだから」と後輩にゆずった 

自分が 評価されることより
友達や 周りにいる人が幸せになることを
心の底から 願っているような人だった

時に そのやり方が不器用に映り
もっと うまくやればいいのにと思うこともあった
でも それが彼の定めであり 
彼自身も かたくなに 変えようとはしなかった

そんな 僕の大切な友人を見送る日だ
この愛に 光をともそう
彼が残した愛を 絶やさないために
キャンドルを灯そう

この光を見ていると
いいことも悪いことも 
全てが 生きていたこと自体が素晴らしいことだったんだと思える

この愛に 光をともそう
彼が残した愛を 絶やさないために

キャンドルを灯そう