2014年6月5日木曜日

ゲスト:Woulter Hemel(ウーター・ヘメル)


オランダ出身のシンガーソングライターウーターヘメルのインタビュー
第2弾をお届けしました。


アルバム「Pompador」から「Bigger」について

この曲は、マイノリティ、少数派の人に向けた応援ソングなんだ。
特に日本ではこの話はしにくいかもしれないけど、具体的にいうと
同性愛者や性同一性障害など、性的少数者を歌ったんだ。
この曲の中で“自分を押し殺すな”って歌っているんだけど、
多くのティーネイジャー10代の子たちがゲイであることを恥ずかしがって
自殺したりしているんだ。その事実に直面して、
世界にはチャイコフスキーなど音楽やサイエンス、ファッションの分野でも成功している同性愛者がたくさんいるじゃないか!って思ったんだ。
歌詞の中にも僕たちはSinner、悪いことはしていない
Winner勝ち組になるんだって歌ってる。
そういうマイノリティへ向けた応援ソングなんだ!

------------------------------------------------------------------------------
この話を聞いて、びっくりしました。
この歌詞をたどったとき
「逆境なんかにめげず、自分らしく生きていこう!」
って、前向きな、勇気をもらえる曲だと思っていたのですが、
方向性は間違ってないとはいえど、こんなメッセージが隠されていたとは!

先週、本人も言ってましたが、
ウーターへメルは意図的にそういうメッセージを歌詞の中に隠して
歌詞を書いているんですよね。

これはご本人にインタビューできたからこそ分かったこと。
貴重なひと時でありました。