2014年5月22日木曜日

Paul McCartney and Stevie Wonder / Ebony and Ivory

ポール・マッカートニー&スティーヴィー・ワンダー/ 黒鍵と白鍵



【今週のピックアップフレーズ】

Ebony and ivory live together in perfect harmony
why don't we?
 
 ピアノの黒い鍵盤と白い鍵盤は 片寄せあって 
 一緒にきれいなハーモニーを奏でるよね
 なんで僕たちはそれができないんだろう      

【曲の内容】

 黒い鍵盤と白い鍵盤は、すなわち白人と黒人を表していて
 いっしょにリスペクトし合って生きていこうよ、
 という人種差別反対を歌ったナンバー
 この曲をポール一人で歌うんではなくて、とスティービーが一緒に歌っていることで
 よりメッセージ性が強くなっていますよね。

 僕たちは どこにいたって人間はみんな同じだってわかっている
 誰にだって いいところ悪いところあるんだから
 お互いに理解しあって生きていこうよ
 
 と歌っています。
 
 1963年のキング牧師の有名なスピーチ「I have a dream から
 約20年後にこの曲がリリースされています。
そして、32年経った2014年。

海外に行くと肌で感じることができますが、
私は、本当の意味で綺麗なハーモニーは奏でられていると
思うことができません。

でも、これって他人事ではないんですよね。
自分たちも知らず知らずのうちに人種差別をしていないか・・・。
こういう曲を聴くたびに少なくとも私、個人レベルでは、
何人だからとか、人種が違うからとかそういう理由で
人と距離を置くことは絶対にしないようにしようと
心に誓っています。