2015年8月6日木曜日

Marvin Gaye & Tammi Terrell / Ain't no mountain high enough ~ Marvin Gaye / I heard it through the grapevine


 毎月1アーティストをピックアップし、1か月かけて
 そのアーティストの歌詞を掘り下げてみようという"Monthly Lyrics"のコーナー。

 今月は、Marvin Gayeをピックアップしています。
 今日は、まず彼がラブラブソングばかり歌っていた初期の作品から2曲お届けしました。

 まずは、Marvin が愛してやまなかったTammi Terrellとのデュエットナンバー。


 Ain't no mountain hight enough (1967)

 

もし私のことが必要だったら いつでも呼んでね
 あなたがどこにいても どんなに遠くにいても 心配しないで
 私を呼んでね あなたの声が聞こえたら 急いで駆け付けるから
 
 あなたの元にたどり着くためなら
 髙すぎる山なんてない 深すぎる谷なんてない 
   川が広すぎて越えられないなんてことない!

 君を自由にした日のこと覚えているかい
 いつでも僕を頼りにしていいんだよ って君に言ったよね
 その日から 僕は誓ったんだ
 君が僕を必要としてくれるなら どんな手を使っても
いつだって君そばに行くと
 君の元にたどり着くためなら

 髙すぎる山なんてない 深すぎる谷なんてない 
   川が広すぎて越えられないなんてことない!


   次にお届けしたのは、 
 Heard It Through The Grapevine
 
   

  "Heard It Through The Grapevine"
  直訳すると、ぶどうの蔓を通して聞く、と言う意味ですが、これ慣用句で
  噂を耳にする、風のたよりに聴く、と言う意味です。

  さて、どんな噂を耳にしたのでしょうか?

  昔から知っている他の男たちと一緒になって 
  君が僕のことを落ち込ませようとしている
  そのことをどうやって僕が知ったか きっと君は不思議に思っているだろうね

  僕の方が君のことを愛しているのに
  昨日そのことを知って 不意打ちされたよ 驚いたよ

  知らなかったのかい? 僕が風のうわさで知ったことを
  君がもう僕のものじゃなくなるんだって
  そんな噂を聞いたよ もう僕は自分を見失いそうだよ

  男は泣くもんじゃないって分かってる
  でも この涙を僕の中に留めておくことはできない
  君をなくすことは 僕の人生が終わるってことなんだ わかるかい?
  だって 君は 僕にとって とても大切な人だから

  他の人を好きになったって
  自分で僕に言えばよかったじゃないか

  君がもう僕のものじゃなくなることを
  風のうわさで知ることになるなんて

  そんな噂を聞いたよ もう僕は自分を見失いそうだよ