2015年11月19日木曜日

Janet Jackson / If (1993) ~The Velvet Rope (1997)


< Monthly Lyrics >
毎月1アーティストをピックアップし、1か月かけて
そのアーティストの歌詞を掘り下げてみようというコーナー。



まず、1曲目にお届けしたのは、アルバム「Janet」から〝If″


アルバムタイトルには、Jacksonというファミリーネームはもういらないわ」
という意味も込められているそうです。

前作のアルバムは社会的なメッセージが多かったのですが、
このアルバムには、セクシーな女性らしいナンバーが多く収録されています。
この曲には、彼女が経験した〝ある″感情を表現したい、と作られたナンバーだそう。

私は 一体何回 夜ベッドの上で横になって あなたに興奮したかしら
目を閉じて 私たちのことを想ったわ 100回も違った方法で

あなたの心を弄ばせて
目を閉じて 何も着ていない私の体を想像して
ゆっくりでいいのよ だって 私たちはうまくできるから
私を触って そして 何をしてほしいか教えて
その通りに 私は動くわ

もし 私があなたの彼女だったら
こんなことをしてあげられる
私の名前を呼びたくなるわ
もし 私があなたの女だったら
こんなことをしてあげる

でもね 私はあなたの彼女じゃない
だから できない そう そんなことしないの

でもね もし彼女になったら話は別よ

2曲目は、アルバム「The Velvet Rope」からタイトルナンバー。


このアルバムについて、Janetはこんな風に言っています。
「私はこれまで「痛み」について深く考えようとしなかったし、避けてきた。
 でも今、その「痛み」や「苦しみ」そして「悲しみ」に向き合わなければいけないの」

そして、生まれたナンバーがこの曲です。
〝The Velvet Rope″

私達には 特別な願いがあるの
自分の居場所がほしいって
心の中まで 一緒に来て
私のベルベットロープの中に来て

私たちは みんな 心の中に
特別な願いを持っている
私たちの いい面だけじゃなく 悪い面も引き出す

情熱に身を任せて
真実を生きれば
あなたは自由になれる

自分たちを満足させるために
他の人を蹴落とす
私を苦しめたら
あなたも苦しめられるわ

批判は 外に置いて
憎しみも 外に置いて
愛こそが答えなの
あなたの中にも あるはずよ

自分の欲求や苦しみとの向き合い方を教えてくれます。
この曲以外にも、このアルバムには、自分を見失いそうになった時手助けになる歌詞が
沢山あります。