2014年6月12日木曜日

No woman No cry (1974)

Sing SingSing
洋楽のサビを一緒に歌ってみませんか?というコーナーです。



 <サビ>
 
ノーウーマン、ノークライ
アリトーダーリン、ドンシェッド ノーティーズ
ノーウーマン、ノークライ

 泣いちゃダメ、泣かないで
 愛しい人よ 涙をぬぐって
 ほら、泣かないで


 
 この曲に出てく"トレンチタウン"というのは、
色んな理由で住む家を失った人たちが集まってできたスラム街を
 政府が整備した場所で、ボブも、幼いころトレンチタウンで過ごし、
 貧しく厳しい生活を送りました。

そのトレンチタウンでの些細な風景も描かれています。
 トレンチタウンの庭で腰を下ろして 人を観察してみたら 
 いい人がいたかと思えば 中には偽善者もいた
 いい仲間と出会った その仲間を失ったこともあった
 未来は明るいかもしれないけど 過去を忘れることはできない
 さぁ 涙を拭いて 

 とか

 トレンチタウンで腰を下ろしていたら
 ジョージが火を起こして その日は一晩中燃えていた
 それで僕らはおかゆを作って みんなで分け合ったっけ
 僕には前に進むため、2本の足がある
 だからしっかり打破していくさ

 そして・・・
 Everything's gona be al right すべてうまくいくから
   No woman no cry 泣いちゃだめだ 泣かないで

と歌うんです。
彼は白人の父とジャマイカ人の母の間に生まれ、
その容姿から人種的迫害も小さいころから受けてきました。
そして、トレンチタウンで貧しい生活を送っていた。
それでも彼はへこたれずに、自分の周りの人を音楽で勇気づけようと奮起するんです。
そんな彼にNo woman No cryと歌われると
素直に「うん。私がんばる」と言いたくなりますよね。 



今日は、1975年にリリースされたライブ盤に収録のバージョンをお届けしました。
オーディエンスの中には歌いながら涙する人も多かったようです。



そして、この歌詞を大切にしながら自分のスタイルへ昇華させた
Katherine Jenkins カバーバージョンと2曲続けてお送りしました。

サビの部分、あなたなりの気持ちを乗せながら歌ってみてくださいね。