2015年3月12日木曜日

Valensia - Gaia(1993)


歌詞から生まれたショートストーリー




誰だって 辛いときには祈りを捧げる
僕だってそうだった 
クリスチャンでもなければ 仏教徒でもない
でも「神様 神様 お願いしますって」
手のひらを合わせて祈った

その一方で 自分のしてきたことを反省した
家の電気をつけっぱなしにしたり
冬は 薄着で暖房をガンガン使ったり
夏は 汗が出る前に冷房をつけたり
食事だって 食べきれなくて残したり
洗い物をするとき シャワーを浴びるとき 
水は流しっぱなし 

どうしてここに電気があるのか 水があるのか 食べ物があるのか
何にも考えずに これが当たり前だと思って生きてきた

僕らは 与えられすぎた 
僕らは 知らな過ぎた

地球にはルールがある 
僕らが守らなくちゃいけないルールがある
地球は 僕らがしてきたことを 全部見ている 感じている

だから 今自分が何のために生きているのか
自分がしていることに 地球がどんな判決を下すのか
僕らは 考えなくちゃいけない

僕らは 与えられすぎている
僕らは 知らな過ぎる

残されたチャンスは少ないかもしれない
でも 僕らが一体何のために生まれてきたのか
地球に何を求めて生きているのか
僕らが 僕ら自身が考えていかないと 地球は死んでしまう