ある曲のあるフレーズを拝借して曲を作っている、
いわゆるサンプリング曲を御紹介するコーナー。
今日ご紹介した曲はこちら。
Michael Jackson / Human Nature(1992)
歌詞を見比べてみましょう。
実は、Michael Jackson / Human Natureは色んな解釈のできる歌詞なんです。
今回は二つご紹介しました。
①主人公が、夜な夜なネオンの輝く街に出て、
「小さな部屋の中に閉じ込められたくない、
外に出て見ず知らずの人と触れ合ってみたい、
なんでそんな風に思うのかい?だって人間だからさ」
と歌っているところから、
当時のマイケルの心を描写しているのでは?
②主人公が、夜の町に出かけ
「もしこの街が林檎だったら僕も味見してみたい」
歌詞があるので、このリンゴはBig Apple、すなわちNYを表していると考えて、
「NYで色んな経験をしたい」という若者の気持ち。
また、その街で寂しさと空しさを感じる若者の姿を描いた曲なのでは?
私は、この歌詞は、どちらとも取れるとも思います。
この曲をサンプリングしたナンバーがこちら。
SWV-Right Here (Human Nature Mix) (1992)
こちらの歌詞は、ラブソングになってまして
真実の愛なんて 中には信じない人もいるでしょう
でも 私はあなたに真実の愛を捧げるわ
ずっと変わらぬ愛を持ち続けるわ
あなたを離さない
あなた以外にあんな素敵なことしてくれた人はいないわ
私は、Right hereずっとここにいるから心配しないで
そう ずっとここにいる
と歌っているあったかいラブソングです。