2015年12月24日木曜日

Luther Vandross / Every Year , Every Christmas (1995)


歌詞から生まれたショートストーリー

今日はこのナンバーから生まれた物語





去年のクリスマス 僕らは出会った
雪の中 デパートの角で 一人友達を待っている君
僕は磁石のように君に魅かれ 
持っていた傘をさしてあげたんだ

友達が来るまでの間に 僕らは意気投合した
そして 自然の流れで その後 付き合うことになった

彼女はずっと僕のそばにいてくれると言ってくれた
そして 毎年クリスマスには 僕らが出会った
あのデパートの角で待ち合わせしようと約束をした

1224日 
僕は デパートの角で一人待っていた
でも 心のどこかで 分かっていた
彼女が僕から離れようとしているって
この不安 言葉では表すことができない

デパートの明かりが消え
人通りも少なくなってきた
でも僕は 君と出会ったこの大切な場所を離れることができない

なぜ 君は来てくれなかったんだろう

とぼとぼ 家に帰ると
友達が集まって 僕を励ましてくれた

彼らは 「もう彼女のことなんて忘れろよ」と言う
分かった 分かった

でも僕の気持ちは変わらなかった
 来年のクリスマスも
あのデパートの角で君を待つと決めていた