2015年11月19日木曜日

CHICAGO /Hard to say I'm sorry(1982)


歌詞から生まれたショートストーリー

今日はこのナンバーから生まれた物語



僕と彼女は同棲していた
だから油断していた と言ったら後の祭りだが
まさかいなくなるなんて思っていなかった

彼女は
「私達 しばらく離れて暮らしましょう 
 今の私達には 距離が必要よ 
私疲れたの あなたにも休息が必要でしょ」

青天の霹靂とは このことだ

彼女がいなくなってから 
僕は部屋にひとりぼっち

たった一日でも 
彼女の声が聞けない
彼女と手をつなげない
彼女にキスできない
彼女を抱きしめることができない

これがどれだけ辛いことか
初めて思い知った

分かってる 
僕は彼女を傷つけた分 償いをしなくちゃいけない
悪いのは全部僕だ

でも 「ごめん」この一言が言えない
心の中では「ごめん ごめん」何度も謝っている
なのに なんでだろう
「ごめん」の一言がなかなか言い出せない