2015年10月8日木曜日

Stevie Wonder / My Cherie Amour (1969)



<Monthly Lyrics>

毎月1アーティストをピックアップし、1か月かけて

そのアーティストの歌詞を掘り下げてみようというコーナー。

今週は、初期の作品を2曲ご紹介しました。

 My Cherie Amour (1969)



この曲ができたばかりの時、当時付き合っていたガールフレンドMarciaへ捧げるはずで
オリジナルタイトルはOh my marciaだったそう。
それがどういうわけか、この曲名に落ち着いたんですって。
別れちゃったのか?レコード会社との大人の事情か?

僕のいとしい人よ
君は運命の相手だ
君が僕のものになります様にって祈ると
鼓動が高鳴る

カフェや道端で 
僕は君の近くにいたんだけど
君が 一度も気が付いてくれなかったね

僕のいとしい人よ
君は運命の相手だ
君が僕のものになります様にって祈ると
鼓動が高鳴る


この歌詞を見ると、StevieMarciaにうっとりしている様子が浮かびますね。

Superstition(1972)



この曲、もともとは、セッションへ参加してくれたお礼としてJeff Beckにあげた曲
だったそうなのですが、Jeff Beckより先にStevieがリリースしたので、
Beckが怒ったという逸話のある曲。

「迷信」と言う意味で、迷信なんてちゃんチャラおかしいねって歌ったナンバーです

「はしごの下を歩いたら不吉だ」という迷信に対して
“はしごが倒れてくるなんて迷信さ” と歌い、
「鏡を割ると7年間不幸が続く」という迷信に対して
“生後13か月の赤ちゃんが鏡を割って 
7年間悪いことが続いて 良いことは過去のものになるのか”と歌い

 最後に
 自分で理解できないことを信じてしまったら
 君はひどい目にあうぞ
 迷信なんて あてにならないさ

 で締めるのです。