歌詞から生まれたショートストーリー
今日はこのナンバーから生まれた物語
あなたが いなくなってから
15日と7時間が過ぎた
あなたが いなくなって
自分のしたいことを自分の好きなようにできるようになった
夜 自由に外出して 一日中 寝て過ごして
ちょっと高級なレストランで食事をして
出会った男の子に片っ端から声をかけて 抱き合って
でも浮かぶのは あなたの顔
何をしても気持ちが晴れない
一緒にいるときは うっとおしくてしょうがなかったのに
いま私は さえずることができない小鳥のよう
孤独に襲われて涙が止まらなくなってしまった
どうしようもなくて お医者さんに行ったの
そうしたら 先生 なんて言ったと思う?
「なんでもいいから 楽しいことをしなさい」って言ったの
私 呆れたわ
誰も この心をいやすことはできない
ふと 庭に目を向けると
あなたが植えたお花が 全部枯れていた
ここにも あなたを必要をするものがあった
お母さん
あなたの代わりにものなんてない この世にいないの