2015年8月13日木曜日

Marvin Gaye / What's going on ~ Save the children (1970)



<Monthly Lyrics>

毎月1アーティストをピックアップし、1か月かけて

そのアーティストの歌詞を掘り下げてみようというコーナー。


今回は、社会的なメッセージを持つ曲を2曲お届けしました。
1曲目は、〝What’s going on″


この曲は、ベトナム戦争から戻ってきた弟から聞いた戦地での様子に触発されて作った
ンバー。



Mother 母よ
たくさんの母親が泣いている
Brother 兄さんよ 弟よ
本当に沢山の兄弟の命がなくなった
Father 父よ
僕らは戦争までする必要なかったんだ

ほら 分かるだろ 戦争は答えにはならないんだ
憎しみを抑えることができるのは 愛だけなんだ
僕らは ここに 愛をもたらす方法を見つけなくちゃいけない

話をしようぜ そうすれば分かるさ

一体何が起こっているんだろう この世はどうなっているんだ


2曲目にお届けしたのは
〝Save the children″



このナンバーもアルバム「What’s goin on」からの1曲。
Marvinの溢れんばかりの叫びが聞こえてくる、そんな歌詞になっています。

聞きたいことがある
絶望の淵に立たされているこの世界を救おうと
真剣に考えている人はいるのだろうか

この世界から歌がなくなって 花も育たなくなって
鐘も鳴らなくなる日が来ると
誰が真剣に考えているだろう

世界を見渡してみると 悲しみの気持ちでいっぱいになる
小さな子供たちが 明日も苦しむことになるなんて
なんてひどい ひどい生き様なんだ
 
こんな風に生きることを止められないのは
誰のせいなんだ

皆が生きられるように
子供たちのために 生きよう
子供たちを救おう 赤ちゃんを救おう
誰かを愛したいなら
赤ちゃんを 世界中の子供たちを救おう

誰が 真剣に考えているんだろう
誰が 進んで 世界を 僕らの素晴らしい世界を救おうとしているんだろう
滅びる運命にある世界を救おう

子供たちを救おう