先日来日していたNYの音楽シーンを牽引するシンガーソングライター
Joan As Police Woman のインタビューの模様をお届けしました。
彼女は、今は亡きジェフバックリーやルーリードなど
伝説的なアーティストを魅了してきたシンガーソングライター。
先日、新木場スタジオコーストでライブが行われまして、
「これぞ、本物の音楽!」という素晴らしいライブを披露してくれました。
ステージ上では、キーボード、ヴァイオリン、ギター、歌、を
華麗に、クールに、マルチにこなしていまして
その姿からは情熱と魂の音楽を感じることができました。
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ニューアルバム「The Classic 」の中でも
非常に深い歌詞を持つナンバー「witness 」について
この曲は、自分を否定するという考えから抜け出そうと歌っているナンバー。
アーティスト活動をする中で、とっても感情的になってしまって、その感情に囚われてしまうことがあるの。この曲を書いている時も、自己否定してしまって、気が重くなっていたの。だれだってそういう経験あると思う。
仏教の教えに、自己を解放して、第3者の視点から自分をみるっていうのがあるでしょ。それみたいに、わたしも自分の感情に囚われるのはやめようと思ったの。
あと、過去の経験が記憶に残っているせいで、まだ、起きていない事なのに 自分を責めてしまうことがある。
そうならないように、自分自身をしっかり持って前を向く。自分を責めるような無駄な考え方はあっちへいってしまえ!そんな自己否定的な感情から脱出するんだって歌っているの。
長い説明だったけど、この曲で表現したかったのはそういうこと。
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誰しもそう言う感情になる事あると思うんです。
自分で自分を否定してしまうこと・・・。私もあります。
「こんなこともできない私がやったってしょうがないじゃない」
「私なんかがやっても意味ない」って思ってしまうこと。
でも、こういう感情って自分の中から湧き上がってしまうと、
どんどん負のスパイラルに陥ってしまって、
なんのやる気もでなくなってしまいますよね。
この曲は、結局は自分の感情が今の自分を作っているんだから
そんな自分を否定するような考えなんてぶちこわしてしまえ!っていう
人生のヒントを与えてくれるメッセージソング。
タイトルになっている"Witness"
これは目撃者という意味ですが、この曲の中では
「自分で自分を責めないように、自分自身をちゃんと見つめてね」
という意味となっています。