2014年6月5日木曜日

Boz Scaggs /We're all alone(1976)




この歌詞は、聞く人によって色んな解釈ができる玉虫色のナンバーなんです。
実は、日本国内だけじゃなくって、海外のサイトを見ても
どれも同じような議論をしているんです。

例えば、
「この曲の中に出てくる恋人はもう離れ離れになってしまったんだ」とか、
「彼女が亡くなってしまったんだ」とか、
「いやいや、二人は一緒にいるんだよ」とか。

そのくらい、リスナーの想像力に歌詞の内容を委ねているんですね。
だからきっと正解はなくって自由に想像していいんだと思います。
なので、番組では皆さんが自由に想像を膨らますことができるような
紹介の仕方をしたいなと。

私が表現がきれいだなぁを思った歌詞をご紹介します。

誰だって年を取る
バラだって枯れるときがくるし
恋人だって年月が経てば、そういう時がくる
だから じたばたしないで 
風に身をゆだねてごらんよ
そして 僕のことを抱きしめておくれ

この短い部分だけとっても議論が分かれるんですよ。
「年月が経てば 機が熟して結婚する」ということなのか、
「互いに飽きて別れてしまう」なのか、はたまた、
「年老いて亡くなって、離れ離れになってします」のか・・・


さてはて、リスナーのみなさんにはどのように
お感じになるのでしょうか?